
「なんとなくSNSを開いてたら、
気づいたら1時間以上経ってた…」
「誰かのキラキラした投稿を見るたびに、
自分がちょっと嫌になる…」
もし、あなたが今そんな気持ちを抱えているなら、
それはsns依存のサインかもしれません。
SNS依存は“悪”じゃない。でも、放っておくと危険。
まず最初にお伝えしたいのは、
sns依存=悪いこととは限らないということです。
今の時代、SNSは人とつながる大事なツール。
自己表現や情報収集の手段としても欠かせませんよね。
ただし、気づかぬうちに**「比べるためのツール」**になっていたら要注意。
sns依存が深まると、自己肯定感をじわじわと奪っていくことがあるんです。
自己肯定感が奪われるメカニズム
なぜsns依存が自己肯定感に悪影響を与えるのでしょうか?
その理由は大きく3つあります。
① いつの間にか「人と比べること」が日常に
SNSを開くたびに、
・かわいい友達の自撮り
・ブランドバッグやおしゃれなカフェ
・リア充カップルの投稿
こんな投稿がズラリと並びますよね。
気づけば、
「なんで私はこんなに地味なんだろう」
「私だけ人生がうまくいってないかも」
と、自分を責めてしまうようになります。
これは、sns依存による比較癖の典型です。
② “いいね”の数が自分の価値になる
投稿した写真や動画に、いいねが少ないと落ち込む。
コメントが来ないと「私って興味持たれてないのかな」と不安になる。
…心当たり、ありませんか?
sns依存が進むと、
「自分がどう感じるか」より「どう見られるか」が
優先されるようになってしまいます。
結果、他人の評価なしでは
自己価値を感じにくくなってしまうんです。
③ スマホが手放せず“自分の時間”が減っていく
何かを考える時間、好きなことに没頭する時間。
そういった時間がスマホに奪われてしまうのも、sns依存の怖いところです。
SNSばかり見ていると、
自分の“本当の声”が聞こえにくくなります。
「自分って何が好きなんだっけ?」
そんな感覚さえ、薄れていってしまうんです。
SNS依存から抜け出す3つのステップ
ここからは、sns依存を和らげて自己肯定感を取り戻すための
3つのステップをご紹介しますね。
① 「比べない時間」をつくる
SNSを見ない時間を、あえて作ってみましょう。
朝起きてすぐや寝る前にスマホを見るのは、一度やめてみてください。
おすすめは、“朝と夜の30分だけスマホ断ち”。
その時間、自分の気持ちをノートに書いてみたり、
ゆっくりお茶を飲んだりするのがおすすめです。
「誰か」とではなく、「昨日の自分」と比べることが
少しずつできるようになります。
② 「発信」より「内省」を大事にする
発信も楽しいけど、
ときには**“何を感じているか”を見つめる時間**も必要です。
SNSで発信したいことを、まずはノートに書いてみる。
自分の感情や考えを、まずは“自分だけの場所”で受け止める。
その積み重ねが、他人の評価に依存しない自分軸につながっていきます。
③ “本当に好きなこと”に時間を使う
SNSの代わりに、あなたが本当に好きなことに時間を使ってみてください。
・推し活
・本を読む
・手帳に未来の予定を書く
・部屋の模様替えをしてみる
…なんでもOKです!
「これやってる時間、私めっちゃ好きかも」
と思える瞬間を1つずつ増やしていくことが、
自己肯定感を取り戻す一番の近道です。
最後に:あなたの価値は「投稿」じゃ決まらない
sns依存は、誰にでも起こり得るものです。
でも、それを放っておくと、
本来のあなたらしさがどんどん見えにくくなってしまいます。
あなたは、いいねの数や映えた写真なんかで
測られる存在ではありません。
誰かと比べなくても、
あなたの中には素敵な価値がちゃんとあります。
だからこそ、
一度スマホを閉じて、自分の気持ちに目を向けてみてくださいね。
きっと、新しい「自分の軸」が見えてくるはずです。
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